白内障の手術後いつから車を運転できるのかを解説
2020.11.14
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白内障の手術後いつから車を運転できるのかを解説
白内障だと診断されると手術前や手術後に車の運転をしてもいいのか気になるところですね。
自己判断で軽視して車の運転をすると思わぬ事故・トラブルにも発展しかねません。
ここではそんな白内障の手術前・手術後の車の運転の可否について解説していきます。
白内障手術前いつまで車を運転出来るの?
白内障と診断された場合には手術前に限らずある程度の自覚症状があらわれたら車の運転は控えた方が賢明です。
具体的には、視力低下・まぶしさ・かすみなどが自覚できたらそれが運転を控える目安。
もちろん手術前に一切運転してはいけないということはないですが、視界不良による一瞬の見間違いで大きな事故・トラブルを起こしかねません。
自覚症状があらわれている場合には、一度専門医に相談した上で車の運転も考えた方がいいでしょう。
白内障手術後いつから車を運転出来るの?
術後は、約1週間程度の時間を置いてからであれば短距離・短時間の運転は可能です。
遠距離・長時間による運転は約1ヵ月程度の時間を置いてからの方が安全でしょう。
安全性重視で最大1ヵ月近く様子見した方が間違いありませんが、術後1週間程度でほぼほぼ視界の見え方は安定してきます。
もし術後に運転を必要とする予定があるのであれば、手術前に医師に手術スケジュールを調整してもらうよう相談してみてください。
白内障手術が運転に与える影響
先にも説明したように白内障と診断されている場合には、手術前・手術後の注意点を考慮した上で運転の可否を決定しましょう。
また手術当日および翌日の診察時に眼帯している場合も運転は控えるようにしてください。
手術後は、良い意味でも悪い意味でも視界が広域で鮮明に見えるはずです。
術後すぐは身体や脳がその視界状態になれていない部分もあります。
それによって事故・トラブルに繋がる運転をしてしまいそうなら時間を置いてから運転をしてください。
白内障手術が運転免許の更新に影響する?
白内障だと診断されて症状が進行していって、運転免許証が更新できなかったという事例はよくあります。
この場合は、運転免許証の更新期限がどれだけ過ぎているかにもよりますが、白内障手術を受ければ免許の更新自体は可能。
目安として免許証の更新期限が過ぎて6ヵ月以内であれば、視力検査含めた適性検査を受け直すだけで再交付は可能です。
まとめ
■手術前でも症状次第では運転することはできる
■手術後は1週間程度を基準に運転することができる
■白内障だと診断された場合には運転免許の更新にも影響する
■手術をおこない一定期間内であれば適性検査で免許の更新は可能
いかがでしたか? 今回は、白内障の手術前・手術後の車の運転の可否について紹介してきました。
運転する上では目のコンディションはもっとも大切な要素の1つでもあります。
自己診断だと「大丈夫だろう」と考えてしまいがちですが必ず医師の判断のもと運転について検討してください。