白内障になると目の痛みが出るようになる?

2022.09.12

白内障になると目の痛みが出るようになる?

白内障は目に痛みを伴うのでしょうか。

白内障は、目の中のレンズの役割をしている水晶体が白く濁ってくる病気。

白内障の原因で主なものは加齢で、水晶体の成分であるたんぱく質が活性酸素によって変化して、白く濁ります。

そんな白内障を発症すると、目の痛みが出るようになるのかについて詳しく解説します。

白内障になると出る目の痛みとは

白内障は水晶体が濁ることで起こる疾患で、濁っている位置や程度によって、見え方が異なる主に見えにくくなる病気です。

同じ水晶体の中でも、光を通す部分は限られているため、光を通さない水晶体の周りの部分が濁った場合は、視力に影響を与えることはありません。

そんな白内障でも目の鈍い痛みや頭痛が起こることがあります。

これは、白内障の影響で眼圧が高くなることが原因です。

白内障になると、水晶体が厚くなることがあるのですが、この厚くなった水晶体が目の中の水の流れを妨げて、水を流れにくくすることで水が溜まり、眼圧を高くしてしまうのです。

すると目が霞むだけではなく、鈍い痛みが走ったり、充血したり、頭痛が起こるようになります。

白内障になると出る症状

白内障は、発症する原因によって、いくつかの種類に分類されますが、水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する加齢性の老人性白内障がほとんです。

水晶体は、目の中でカメラのレンズのような役割を担っており、外から入ってきた光を網膜にピントを合わせる働きがあります。

もともとは透明な組織ですが、このレンズの役割を果たしている水晶体が白く濁ってくる病気が白内障です。

白内障を発症すると、主に以下の症状が現れます。

  • 視力の低下
  • 光を眩しく感じる
  • 視界が霞む
  • 日中と夜間で見え方が違う
  • 物が二重三重に見える

視力の低下

白内障の症状の1つに視力低下があります。

白内障の進行によって水晶体の濁りが強くなってくると、濁りが入ってきた光を遮ってしまいます。

すると、網膜に十分な光を届けることができなくなり、視力の低下が現れるようになります。

光を眩しく感じる

光を眩しく感じるようになったら注意が必要です。

外から入ってきた光は、必ず水晶体を通って網膜に届けられますが、白内障が進行して水晶体に濁りが生じてくると、入ってきた光が乱反射して、非常に眩しく感じるようになります。

視界が霞む

水晶体はカメラのレンズに例えられますが、汚れたレンズを通して見た被写体は、ぼやけて霞んでしまいます。

白内障が進行することでレンズの役割を果たしている水晶体が濁ってくれば、視界が霞んで見えたり、物がぼやけて見える症状が現れます。

日中と夜間で見え方が違う

白内障になると日中と夜間で見え方が変わってきます。

目は、瞳孔の収縮によって入ってくる光を調節しているのですが、明るい所では入ってくる光を制限するために瞳孔が小さくなり、逆に、暗い所では入ってくる光の量を増やすために瞳孔が大きくなります。

老人性の白内障を発症すると、水晶体の周辺部から濁り始め、瞳孔が小さくなる明るい所では自覚症状が無くても、瞳孔が大きくなる暗い所では、周辺部の濁りが光の通過を遮って、見えづらさを感じます。

物が二重三重に見える

白内障が進行してくると、片目で物を見た時に二重三重に見えることがあります。

白内障が進行して水晶体に濁っている部分と透明な部分が混在してくると、入ってきた光スムーズに通過できなくなり、光が散乱して目に入ってくることになります。

これが原因で、物が二重三重に見えることがあります。

白内障を予防するために

白内障は手術で治せる病気ですが、発生したからといって必ず手術をしなければいけないわけではありません。

初期の状態であれば、点眼薬で進行を遅らせることも可能です。そのため、白内障で大切なことは、早期発見と進行予防といえます。

一般的な予防法としては、「サングラスや帽子で紫外線を防ぐ」、「抗酸化作用のある食べ物を摂取する」、「喫煙を止める」、「医師が処方する目薬を点眼する」、「糖尿病対策として食生活の見直しと適度な運動を習慣化する」などがあります。

他にも、自己治癒力や免疫力を高め元気な目をつくる眼科用の超音波治療器「MRフタワソニック」の使用もおすすめです。

MRフタワソニックは、1日1回10分で白内障予防ができる瞳の超音波治療器機で、50年の歴史と信頼、50万台以上の販売実績、厚生労働省認可の医療機器なので、日常生活に取り入れて、安心して用いることができます。

まとめ

今回の記事では、白内障を発症すると、目の痛みが出るようになるのかについて詳しく解説しました。

この記事をまとめると、

  • 白内障は水晶体が濁ることで起こる疾患
  • 白内障でも目の鈍い痛みや頭痛が起こることがある
  • 白内障の影響で眼圧が高くなることが原因
  • 白内障は主に目が見えにくくなる病気
  • 白内障発症のリスクを軽減させるために普段からしっかりと予防をする

以上となります。

白内障は主に、眼が見えにくくなる病気ですが、その見えにくさが原因で痛みを伴うこともあります。

そのため、普段からしっかりと予防をして、白内障にならないようにすることがとても大切です。