白内障の男女比はどれくらい?気になる割合を解説
2022.03.13
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白内障は加齢との関係がとても深い病気ですが、男女比で違いはあるのでしょうか。
誰しもに起こる可能性のある病気の白内障は、目の手術というと怖いイメージがあるかもしれませんが、手術法や眼内レンズは日々進歩しているのと、世界で一番行われている外科手術ということもあり安全性が確立されている手術でもあります。
今回は、そんな白内障の男女比はどれくらいなのか、気になる割合について解説します。
白内障の男女比
実際に、白内障の男女比はどれくらいなのか見てみましょう。
厚生労働省「第4回NDBオープンデータ」によると、男女比でいうと約4:5ということがわかりました。
男性よりも女性が多い割合です。
ではなぜ、女性のが男性よりも白内障になりやすいのかを説明すると、加齢に伴い、核硬化、皮質白内障、後嚢下白内障が現れます。
これは女性ホルモンの影響と考えられており、女性は男性と比べ白内障になるのが早く、皮質白内障が多いとされています。
年代別の白内障の発症率
平成29年度集計の厚生労働省「第4回NDBオープンデータ」のデータでは、男性が459,203件、女性が565,425件となっており、70代男性で男性の45%、70代女性で女性の45%、続いて多いのが男女共に80代で、男性で23%、女性で26%、続いて60代の男女共に22%、50代、40代では10%以下ということが確認できました。
男女共に60代を境に患者数が急増しているのがわかり、70代になると突出した数値となっています。
白内障の年間手術数は、約100万件と言われており、白内障の手術数は、手術を必要とする治療の中でも件数がかなり多い部類になります。
白内障の手術は、日帰り(外来)で行う場合と、入院で行う場合があります。
白内障になりやすい人
白内障は、加齢などが原因で水晶体が濁り発症する病気ですが、糖尿病やアトピー性皮膚炎の人も、白内障になりやすいことが判明しています。
また、過去に目を怪我した人や、ステロイド薬を用いている人なども早く白内障になると言われています。
期間目の病気がある人、目の手術を受けたことがある人は特に注意する必要があるので、定期的に眼科を受診して検査するようにしてください。
白内障の予防方法
白内障を日頃から予防するには以下のような方法があります。
- 帽子やサングラスで紫外線予防
- 禁煙
- 抗酸化作用のある食べ物の接種
- 適度な運動
白内障の原因の大半は加齢であり、80代になるとほぼすべての人が発症するとされている避けようのない病気ではありますが、日頃から予防をすることで発症を遅らせることはできます。
また、1日1回10分で白内障の予防ができる瞳の超音波治療器「MRフタワソニック」などもあります。
自己治癒力や免疫力を高め、元気な目をつくれるこの眼科用の超音波治療器は、数多くの雑誌に掲載されただけでなく、厚生労働省認可の医療機器で尚且つ50年の歴史と信頼のある超音波治療器なので普段の生活に取り入れて予防してみるのもいいですね。
まとめ
今回は、白内障の男女比はどれくらいなのかについて詳しく解説してきました。
この記事をまとめると、
- 白内障の男女比は約4:5
- 白内障は60代を境に患者数が急増
- 白内障は世界で一番行われている外科手術
- 年間100万件の手術が行われる
- 早期発症を防ぐために普段から予防をする
以上となります。
白内障は80代以上の高齢の方は、ほぼ発症する可能性のある身近な病気です。
普段からしっかりと予防をして、進行を遅らせることは可能なので、できる予防は全て行い、発症リスクを減らすようにして下さい。