白内障のセルフチェック!自己診断テストで眼科受診の参考に
2019.02.18
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白内障のセルフチェックはとても大切。
最近、目が見えにくくなったり、歳のせいからどうせ老眼だろうと思っていたり、軽い気持ちで考えていたところ、実は白内障だったなんてこともあります。
そこで今回の記事では、白内障を診断するセルフチェックを紹介します。
白内障とは
白内障は目の疾患の一種で、目の水晶体という部分が白く濁ってくる病気です。
白内障の多くは、歳を重ねることで発症する老人性白内障で、白内障患者の約7割を占めていると言われています。
この老人性白内障以外にも、先天性や外傷性、アトピー、糖尿病の合併症などで発症することもあります。
白内障のセルフチェック
歳を重ねると、自分の目は大丈夫なのかと心配になる方もいらっしゃいますよね。
白内障の自覚症状で危険度のセルフチェックをしてみましょう。
白内障になると水晶体の濁りの進行により、視力が低下します。白内障以外の目の病気でも視力が低下する場合もあるので検査することをおすすめします。
白内障の症状が進行すると、眼鏡をかけているにも関わらず物が見えにくくなってしまいます。目に異常がないか検査をすることが大切です。
水晶体の濁りが目の中心まで及ぶと、光の反射によるまぶしさが急増します。そのため、明るい場所や日差しの強い日に異常にまぶしさを感じてしまうことがあります。
白内障が徐々に進行してきたような場合だと、自分では「見えている」と思っても視力は思った以上に低下している場合があり、左右の目の見え方に違和感を感じることがあります。
症状が片目だけの場合、後発白内障が原因で物が二重や三重に見えることがあります。眼鏡を調整することで症状を改善できることもありますが、目の精密検査が大切です。
白内障の症状には、以前は老眼鏡を使っていたのに、最近は逆に老眼鏡が不要になったとケースもあります。視力が回復したと安心せずに一度眼科で検査をしましょう。
白内障は症状が進行するにつれて目がかすむ、ぼやけて見えにくいといった症状が現われはじめます。もしかすみの原因が白内障だった場合は進行してる証拠なので眼科で診てもらいましょう。
白内障は徐々に視力が低下する病気でもあります。進行が早くない為、自覚症状はなくても、免許の更新に必要な視力基準の0.7以下になっていることもあるので注意が必要です。
白内障の原因となる水晶体の濁りは痛みや充血は起こりません。これは、水晶体に神経や血管がないため、痛みなどの自覚症状がないのです。
白内障の約7割が加齢による加齢性白内障です。50代から白内障になる方が増加し、50代の方の4~5割の方が白内障と診断されます。
チェックが2つ以上ある方
セルフチェックで該当する項目が2つ以上ある方は、白内障の疑いがあります。
白内障の完治には早期の治療が大切なので、症状が気になるような場合は、できるだけ早い段階で眼科医に診てもらうようにして下さい。
また、あくまでも、このチェックシートは目安になります。
該当する項目がなくても、目になにかしらの違和感や異常があるような場合は、なるべく早く眼科を受診してください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、白内障を診断するセルフチェックについて紹介してきました。
白内障は進行が遅いため、早期の段階では自覚症状があまりみられません。
しかし、進行が進むにつれてさまざまな症状が現われはじめるので、セルフチェックを受診の目安として参考にお使いください。