白内障になる平均年齢はどれくらいなのかについて解説
2022.05.20
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白内障になる平均年齢はどれくらいなのでしょうか。
白内障とは、水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気です。
水晶体は通常、透明な組織ですが、白内障では白く濁ってしまうため、集めた光がうまく眼底に届かなくなり、目がかすむなどの症状を引き起こしてしまいます。
この白内障は長生きすればほとんどの方が発症する可能性のある病気ですが、発症する平均年齢はどのくらいなのでしょうか。
この記事では、白内障になる平均年齢について詳しく解説します。
白内障になる平均年齢はどれくらい?
白内障は、ほとんど全ての方が加齢とともに発症する病気です。
白内障を発症する確率は60歳代で70%、70歳代で90%、80歳代で100%と言われています。
現在日本人の平均寿命は男性81才、女性87才なので、ほとんど全ての人が生きている間に白内障になると言われています。
白内障になる平均年齢はおよそ75歳と言われており、軽度の白内障の方いるので、全ての方が手術を必要とするわけではありません。
また、早い方ですと、加齢性白内障は40代から始まります。
加齢性白内障といっても、実はその病名に厳密な定義があるわけではありません。
おおむね40歳以上の人で、ほかに白内障の原因がない場合、自動的に加齢性白内障と診断されています。
そのため、40代で急激な視力低下を感じるような場合は、白内障の可能性があるので、早めに受信するようにして下さい。
白内障になったら手術は必要?
白内障手術とは、白内障により混濁した水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入する手術です。
白内障は、目の中の水晶体が濁ることで、視界に支障が出る病気なのですが、水晶体は、目の中の透明なレンズの部分で、目のピントを合わせる役割を担っています。
この部分が何らかの原因で白く濁ることで、視界がかすんだり、物体がぼやけて見えたりして見えにくくなります。
白内障は自然治癒することはなく、自分で改善することも難しいため、白内障で手術して直すのが一般的です。
白内障手術は、局所麻酔をかけて行うため、手術中の痛みは少なく、安全性への配慮も従来の方法より高まっているのが特徴です。
白内障を予防するために
白内障は、加齢によるものですが、紫外線や喫煙、糖尿病や副腎皮質ステロイド、向精神薬などの薬物も大きな原因となります。
これが酸化ストレスをも引き起こし、目の酸化ストレスや糖化ストレスが上昇し、白内障がおこるといわれています。
そのため、日常生活からしっかりと白内障予防をすることが大切です。
- 禁煙し酸化ストレスを予防する
- 高血圧、高脂血症、心血管系疾患などの疾病予防
- 抗酸化効果の高いビタミンを多く含む野菜や果物を毎日摂取
- AGEを多く含む食品を多くとらないようにする
- 眼部の紫外線被ばくを避ける
- 眼部の外傷を避ける
- 放射線、赤外線被ばくをさける
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まとめ
今回は、白内障になる平均年齢はどれくらいなのかについて解説しました。
この記事をまとめると、
- 白内障はほとんど全ての方が加齢とともに発症する病気
- 白内障になる平均年齢はおよそ75歳
- 早い方ですと加齢性白内障は40代から始まる
- 日常生活でしっかりと予防する
以上となります。
白内障は、ほとんど全ての人が生きている間に白内障になると言われているほどの病気です。
日常生活でしっかりと予防し、白内障になるリスクを軽減させるようにして下さい。