ドルーゼンとは?症状や原因を解説
2020.10.01
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みなさんは、ドルーゼンという眼病に関する言葉を知っていますか?
実は眼病の中でも危険な病気になりうるサインをあらわす存在でもあります。
そんなドルーゼンとは一体どのようなものなのか?
今回は、ドルーゼンの症状・原因・検査方法・治療方法について掲載しているので良かったら参考にしてみてください。
ドルーゼンとは?
ドルーゼンとは、加齢黄斑変性の前駆病変という位置づけの状態を指しており、サイズの大小・数の増減によって、加齢黄斑変性のリスクが高まる危険性があります。
網膜ドルーゼンという病名でも知られています。
ドルーゼンの症状
ドルーゼンは網膜細胞から出る老廃物が加齢により上手に処理されなくなった状態ですので、ドルーゼン自体が老廃物ということです。
老廃物が処理されずに残り続けているということは、本来あるはずないものがそこに溜まっているということなので、その結果慢性的な炎症を起こしてしまいます。
ドルーゼンになる原因
ドルーゼンが発症するのは加齢とその他の原因によるものが大きいです。
その他の原因には、喫煙をしている点が大部分に関わっており、危険因子扱いされるほど深い影響を与えている要因なので健康を第一に禁煙することが大切です。
ドルーゼンの検査の方法
仮にドルーゼンの診断を下された場合には定期的な眼底検査がおすすめです。
眼底検査をおこなうことで加齢黄斑変性へのリスクに繋がるドルーゼンの血管サイズや量をしっかりと観察することができるので、加齢黄斑変性を発症しないためにもこの前兆段階で進行を抑制していくことが重要です。
ドルーゼンの治療方法
治療方法というよりはその前に予防をしっかりとおこなっていくことが大切です。
先にも説明したように危険因子扱いにもなっている喫煙をカットすることは必須条件として必要ですし、緑黄色野菜による健康的な食生活も大切ですね。
緑黄色野菜では、ほうれんそう・ブロッコリー・チンゲン菜などに含有されているカルテノイドと呼ばれる成分が高い抗酸化作用によりドルーゼンに効果的とされています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は、ドルーゼンについて紹介してきました。
ドルーゼンとは加齢黄斑変性の前兆サインということでした。
しっかりと予防・対策をおこなえば加齢黄斑変性への進行を防ぐことができるかもしれないので、健康的な目を維持できるようにしていきましょう。