皆さんは目の寿命がいくつか知っていますか?

2020.10.19

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みなさんは、自分の目の寿命がどのくらいかって気にしたことありますか?

いまは100年時代なんて呼ばれるほど平均寿命が高くなる傾向にあります。

人間の寿命も大切ですが同時に人間にとって欠かせない眼の存在も大きいです。

そんな目の寿命は一体どのくらいのものなのか。

今回は、目の寿命を踏まえた上で、眼病における失明の危険性や視力低下の予防方法について掲載しているので良かったら参考にしてみてください。

眼の寿命とは?

寿命
人間や動物など生を授かった者には寿命が存在するのと同様に、目にも寿命があることをご存知でしょうか?

最先端医学の導入など医療界隈が進歩している現代において、人々の平均的な寿命も高くなる傾向にありますが、目の寿命は平均65~70歳程度と言われています。

一生涯を生きていく上で目の存在は最後を迎えるその瞬間まで欠かせない存在ですから、視力障害だけでなく、さいあく失明のリスクも考慮した上で対策を打つことが大切です。

平均寿命がのびたことによる気をつけないといけない点

現代の日本では三大死因ともされているがん・心疾患・脳血管疾患の死亡率が減少する傾向とは正反対に、健康意識への高まりが強くさまざまなプロジェクトをおこなって、平均寿命をのばそうと思案しています。

平均寿命を単にのばすのではなく、社会保障の改革を早急に見直す必要性もあるわけですが、我々国民もこの平均寿命が増加する傾向に比例して、年齢に見劣りしないだけの健康的な生活を送っていくための事前の準備が必要です。

目の寿命を平均以上にのばすためにも若年層時代から眼病に対するリスクや理解を深め、一生涯ともに歩めるだけの健康的な目を保てるようにする努力が試されます。

眼病による失明の危険性

眼病には失明の危険性をはらむ疾患が多くあり、白内障・緑内障・糖尿病性網膜症・加齢黄斑変性・網膜剥離などがその一例と言っていいでしょう。

いずれも予防・治療・手術をおこなったからと言って、簡単に視力が復調するとは限らず、治療を施しても満足に視力回復しないものだってあります。

緑内障なんかは、日本人の失明原因第1位に認定されるほどの疾患で、眼圧が上昇したことを契機に視神経に異常をきたし、視力や視野に障害を引き起こします。

糖尿病網膜症も糖尿病から派生して発症するリスクのある眼病なので、目のケアだけでなく糖尿病にならないようカラダ全体のケアも大事だということが分かります。

加齢黄斑変性も年々患者数が急増している疾患で、欧米での成人失明原因の第1位、日本でも第4位に位置づけされるほどの危険な存在です。

これらを踏まえた上で、加齢によって眼病リスクが高くなることはもちろん、若年層でも目に負担を与えていることがきっかけで大きな眼病を発症する危険性はあるということなので、健康的な目を維持できるようしっかりと予防をおこなっていく必要があります。

視力低下の予防方法

パソコンの画面を見る男性
日常生活を送る中で視力の低下を感じる場合には、視力低下に繋がる原因を予防していくことが大切です。

例えば、現代のインターネット社会においてパソコンやスマートフォンをはじめとした携帯電話の存在はマストになっていますから、スマホの画面を見ない時間を設けましょう。

スマホの画面光が与える目への負担というのは我々が思うよりも大きいです。

どうしても画面から目をハズせない環境にいる場合には、目周りを冷やしたり、温めたりする健康グッズなどを使って効果的に負担を軽減するのもおすすめです。

ドライアイの人なら、メントールの効いた市販の目薬ではなく薬局で処方される症状にしっかりアプローチをかけるものを選択しましょう。

ほかにも屋外では紫外線100%カットの遮光メガネをかけるなど、負担がかかった目に刺激を与えないようにすることも目を休ませることに繋がります。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、目の寿命について触れながら眼病における失明の危険性や視力低下の予防方法について紹介してきました。

毎日当たり前のように目を使っていますが、誰しもが常に健康的な目を保っているということはありません。

その背景に潜む眼病の数々は、一度患ってしまうと日常生活に支障をきたすものばかりですから、美容と同じで若い内からケアしてあげることが今後に繋がります。