猫の白内障手術、50万円!? 悩んだ末にたどり着いた“やさしい方法”とは

2025.05.19

猫の目がなんだか濁ってきた……そんな違和感から始まった、我が家の白内障ストーリー。

まだ4歳。若すぎるその診断に、心も財布も凍りつきました。

調べれば調べるほど不安になり、SNSには「手術は拷問みたいだった」との声も。

高額な費用、術後のリスク、そして手術しない選択肢の葛藤。

そんな中で出会ったのが、「MRフタワソニック」というやさしい選択肢でした。

これは、私と猫が一緒に選んだ“ちょうどいい道”を見つけるまでの記録です。

【猫の白内障手術】若年性と診断されたときの現実

① 異変に気づいた日

最近、うちの猫がよく物にぶつかるようになりました。
おもちゃの追いかけ方も、なんだかぎこちない気がしていました。
最初は年齢のせいかと思っていたのですが、まだ4歳の若い子です。
気になって動物病院に連れて行ったところ、「若年性の白内障」と診断されました。
まさかこんなに若くして…と、頭が真っ白になりました。

② 診断とまさかの手術費用

診断と同時に提示されたのは、驚くほど高額な手術費用でした。
片目だけで40〜50万円、両目ならその倍です。
しかも保険がほとんど適用されない可能性が高いと言われました。
「若いうちにやった方がいい」と勧められましたが、正直すぐには決められませんでした。
経済的な不安が一気に押し寄せてきたのです。

③ 調べるほど不安になる

帰宅後、ネットで「猫 白内障 手術」と検索してみました。
でも、出てくるのは犬の情報や人間の体験談ばかり。
猫の事例はとても少なく、手術に失敗したという話もちらほら…。
SNSでは「拷問みたいだった」「後悔してる」という声も見つけて、さらに迷ってしまいました。
本当に手術が最善なのか、確信が持てなくなったのです。

猫の白内障、手術すべきか迷った理由

① 手術内容と費用の真実

手術は水晶体を取り除き、人工レンズを挿入するというもの。
局所麻酔で行われ、片目につき20分〜30分ほどだそうです。
ただし、猫は人間のように動きをコントロールしづらいため、全身麻酔が基本です。
その分リスクも高く、術後は数週間の点眼や通院も必要になります。
費用も片目40万円以上が一般的で、施設によってはもっと高額になるケースもあります。

② 手術しないという選択肢

手術を受けないという選択肢も、もちろんあります。
点眼薬や内服薬で進行を遅らせる方法も存在します。
生活環境を整えて、視覚以外の感覚を頼りに暮らす猫もたくさんいます。
猫は音やヒゲで空間を把握できるため、白内障でも日常生活は可能なのです。
ただし、進行が早い場合や合併症のリスクがある場合は、注意が必要です。

③ 合併症リスクはどのくらい?

若年性白内障は進行が早いと言われています。
放置すると「水晶体脱臼」や「ぶどう膜炎」などの合併症を引き起こす可能性があります。
これらは強い痛みを伴い、最悪の場合、失明のリスクもあるそうです。
獣医師からも「進行が早ければ早期手術が望ましい」と繰り返し言われました。
でも、怖さや不安が完全に消えることはありませんでした。

手術だけじゃない!MRフタワソニックという選択肢

① 猫にも使えるの?

そんな中で出会ったのが、「MRフタワソニック」という非接触型の光振動機器です。
本来は人間用として開発されたもので、血流や代謝を促す目的で使われています。
白内障の進行に関係する代謝の活性化が期待できるということで注目されています。
現在では、猫にも応用可能な設定で使うケースも増えてきているそうです。
副作用が少なく、家庭で使えるという点でも安心材料になりました。

② 使ってみたリアルな反応

実際に使ってみたところ、うちの猫は嫌がるどころかむしろ寄ってきました。
照射中は気持ちよさそうに目を閉じて、スヤスヤと寝てしまうこともあります。
もちろん、すべての猫に合うとは限らないとは思います。
でも、「何もしない」不安から、「やれることがある」という気持ちに変わったのは大きな収穫でした。
使い方も簡単で、毎日数分の照射を習慣にしています。

③ 手術との違いと迷ったポイント

手術は即効性がある一方で、費用とリスクの壁が高いです。
MRフタワソニックは即効性はないけれど、体に優しく継続しやすい選択肢です。
効果に個体差があることも理解したうえで、今はこの方法を続けています。
「何がベストか」は猫の性格や状態によって違うと思います。
でも、選択肢があるということ自体が、飼い主にとって心の支えになると感じました。

猫とわたしが選んだ“ちょうどいい”道

① 向き合ってわかったこと

最初はただ不安で泣くことしかできませんでした。
でも、猫の目のことを真剣に調べ、悩み、考える中で、向き合う覚悟ができました。
病気になったことを「不幸」ではなく「一緒に考える機会」として捉えようと思えました。
猫の命は大切で、何よりも尊いものです。
その命と向き合うのは、飼い主にしかできないことだと気づきました。

② お金と生活、現実とのバランス

もちろん、理想だけでは猫は守れません。

医療費、通院の負担、自分の仕事や生活との兼ね合い…。

全てが一度にのしかかるようで、何度も心が折れそうになりました。

でも、「今の自分にできること」を一つずつ積み上げていくしかないと感じました。

無理をして共倒れになっては意味がありません。

③ 今できる最善とは?

私は手術ではなく、MRフタワソニックを選びました。

猫にとって

「痛くない」

「ストレスが少ない」

選択肢を取りたかったからです。

もちろん、これが最善だったかは将来になってみないとわかりません。

でも、少なくとも今の私は後悔していません。

猫と一緒に、無理せず、でも誠実に生きていければ、それが一番だと思っています。

白内障という病名を聞いたとき、私は頭が真っ白になりました。

でも、情報を集め、人の声に耳を傾け、いろんな選択肢を知ることで、少しずつ前に進むことができました。

手術はたしかに効果的かもしれません。

けれど、それだけが答えではなく、自分と猫に合った“ちょうどいい方法”がきっとあるはずです。

MRフタワソニックのようなやさしい選択肢があることで、心が少し軽くなったのは事実です。

MRフタワソニックはピーーーーという音がしますが、うちの子(アメリカンショートヘア)は私がMRフタワソニックでケアをしているときも隣で寝ます。

お寝ぼけさんの時に爪切り用のハンモックにつるして目に当てると嫌がりません。

価格も手術に比べたら手頃で、病院にかかる前のセルフケアとして取り入れやすいのが魅力です。

どんな選択をしても、猫への愛があれば間違いじゃない。

この体験談が、同じように悩むあなたのヒントになれば嬉しいです。