スマホやPCは白内障や眼病の原因になる?スマホ老眼について解説
2021.01.27
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「スマホ老眼」という言葉を耳にするご時世ですが、実はそれただの老眼ではなく白内障という可能性があります。
スマホやPCを当たり前に使用する現代ですが、全く白内障と関係がないということはないんです。
高齢者だけでなく若年者にとっても他人事な話ではありませんからこの機会に幅広い層に見識を深めてほしいですね。
今回は、そんな白内障とスマホ・PCとの関係性、スマホ老眼やスマホ白内障などについて触れていきます。
スマホの見過ぎは白内障や眼病の原因になる?
スマホやパソコンを使用していると白内障やスマホ老眼を含むさまざまな眼病への原因となることを知っていますか?
日常生活で当たり前に使用するスマホやパソコンですが、目にまぶしい光と睨めっこしながら作業をしていれば、目へのダメージは避けられません。
それこそ加齢黄斑変性や緑内障など失明リスクも付きまとう重大な眼病を患う可能性もあるだけに注意が必要です。
スマホ老眼とは
20~30代の若い世代であっても「手元が見えにくい」「視界がぼやける」など老眼と似たような症状に悩まされることがあります。
これは現代ならではのスマホを長時間使用することが原因で発症するいわゆる「スマホ老眼」と呼ばれるものです。
スマホ老眼とは、スマホを長時間見続けると水晶体を分厚く膨らませた状態を維持するので、毛細体筋が疲れて上手に機能が働かなくなる状態です。
スマホの見過ぎで起こりうる眼病とは
スマホを見過ぎることによって発症する眼病には白内障・加齢黄斑変性・緑内障・ドライアイなどがあります。
現代医学は発達を遂げているので白内障は手術さえできれば失明することなく視力の回復を期待することができるでしょう。
ただ加齢黄斑変性だと進行スピードが早ければ約1~2年程度で仕事や家事ができないレベルに日常生活へ支障をきたします。
日本国内で失明リスク第1位でもある緑内障になると手術をおこなえば解決するといった話ではなくなってきます。
スマホ老眼の予防法
スマホ老眼はじめ各種眼病を発症しないためにもスマホやパソコンと上手な付き合い方を考えていく必要があります。
それこそ「長時間のスマホやパソコンの使用は避ける」「ディスプレイの光量を明るくしすぎない」「1~2時間に一度は休憩を入れる」「文字は見やすいサイズに設定する」など、
目を酷使しすぎないようにさまざまな対策を考えて取り入れるようにしましょう。
ほかにも適度な運動、健康的な食事、直射日光を避けることも配慮するようにしてください。
セルフ予防だけでなく眼科を受診して専門医による意見・指示を聞くことも大切です。
白内障かどうかのチェック方法
ここではスマホやパソコンが原因で発症リスクのある白内障を患っているかどうかをチェックする方法を紹介していきます。
スキマ時間でも下記の項目を読み通せば簡単にある程度白内障の傾向があるかをセルフチェックできるので活用してみてください。
■年齢が50歳以上である
■目がかすんで見える
■明るい場所だと目が眩しい
■暗い場所よりも明るい場所の方が見えにくい
■視界がカーテンを下ろされたように見えにくい
■眼鏡を新調しても見えにくい(作ることができなかった)
■視力低下が原因で運転免許証の更新ができなかった
■物体に対して二重・三重に見える
■突然近くのモノが見えやすくなった
■色を見分けるのが難しくなった
まとめ
■スマホによる目への負担によって白内障の危険性が高まる
■スマホ老眼とはスマホを長時間使用することで発症する眼病
■スマホが原因で加齢黄斑変性や緑内障など他の難病を患う可能性もある
■スマホ老眼にならないよう私生活でセルフケアを怠らない
いかがでしたか? 今回は、白内障とスマホ・PC、スマホ老眼やスマホ白内障などについて紹介してきました。
ひと昔前とは違って現代ではスマホ・PC・タブレットなどが当たり前の時代になってしまいました。
便利アイテムやツールが多い時代だからこそ、我々も上手な付き合い方を考えていかなければなりません。
いくらスマホが便利と言えども一生モノの目を酷使してまで好き放題使うような代物ではないはずです。
老若男女問わず自分の健康への在り方を少しずつ考えていきたいですね。