黄斑上膜とは?その症状や原因、予防法を解説
2020.03.14
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みなさんは、黄斑上膜という眼病をご存知でしょうか?
別名、黄斑前膜とも呼ばれる眼病ですが一体どのようなものなのか?
今回は、そんな黄斑上膜の症状や原因をはじめ検査方法や治療方法、予防方法などを紹介していきます。
黄斑上膜とは?
眼には、カメラでいうフィルムの役割を果たす網膜が存在します。
その網膜でも、もっとも視力に関連しているのが網膜の中心部にあたる黄斑と呼ばれる部分です。
黄斑上膜は、そんな黄斑の上にセロファン状の膜が発生して網膜に障害を引きおこす病気を指しています。
黄斑上膜になる症状
黄斑上膜は、視力に関連した症状をさまざまに引き起こします。
例えば、視力の低下・目の前が暗く見える・物体がかすんで見えるなどです。
視力に関連した病気であるものの失明リスクはないのが特徴でもあります。
黄斑上膜になる原因
眼の内側には硝子体と呼ばれる物質が存在します。
本来であればこの硝子体は網膜と密着した状態で存在していますが、加齢とともに硝子体の後方部分が網膜から離れて後部硝子体剥離になる可能性があります。
黄斑上膜は、その硝子体の後方部分が網膜から離れる際に、硝子体の一部が黄斑に残ってしまって変性を起こすことで発症します。
黄斑上膜の検査の方法
黄斑上膜は、視力検査や眼圧検査をはじめ眼底検査、アムスラーチャート、OCTなど、さまざまな検査方法で黄斑上膜の状態を判断します。
なかでもアムスラーチャートというワードを聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが簡単に言えばゆがみの度合いを識別する検査です。
黄斑上膜を放置すると黄斑部にしわやむくみといった変性を起こす場合があるので定期的な検査が推奨されます。
黄斑上膜の治療
黄斑上膜は、目薬や飲み薬といった方法では治療できず唯一の治療方法は手術以外にありません。
すぐに手術をする必要はありませんが早期的な回復が求められる病気です。
詳細な黄斑上膜の手術については下記リンクよりご確認ください。
⇒【黄斑上膜 手術】
黄斑上膜の検査の予防法
ここまで黄斑上膜の検査方法や治療方法について紹介してきましたがやっぱ予防方法ってあった方がいいですよね?
最後に、そんな黄斑上膜を予防する方法を紹介しちゃいます。
その予防方法は、えむあーる社が提供している超音波治療器『MRフタワソニック』です。
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まとめ
■黄斑上膜は黄斑の上にセロファン状の膜が発生して網膜に障害を引きおこした状態の病気。
■主な症状は視力の低下・目の前が暗く見える・物体がかすんで見えるなどがある。
■黄斑上膜は硝子体の一部が黄斑に残ってしまって変性を起こすことで発症する病気。
■検査には、視力検査・眼圧検査・眼底検査、アムスラーチャート、OCTなどがある。
■実際に治療するとなれば手術以外の治療方法はない。
いかがだったでしょうか? 今回は黄斑上膜の症状や原因をはじめ検査方法や治療方法、予防方法などを紹介しました。
文中でも説明しましたが失明リスクのある病気ではないですが、決して軽視していい病気ということではありません。
やはり眼に影響を与える障害である以上は、今回紹介した検査方法・治療方法・予防方法を交えて早期的な回復をしたいところですね。