スマホ白内障はスマホ老眼よりも怖い?その予防と対処法を解説
2019.02.03
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スマホ白内障はご存知でしょうか?
現代人に欠かせない存在となったスマホやパソコン。
特に若者のほとんどがスマートホンかPCどちらかを必ず1日1回以上は利用されているのではないでしょうか。
その結果、「スマホ老眼」になってしまう方が増えてきていると言った話を聞いたことがあるかもいるのではないでしょうか。
実はこの、スマホ老眼より怖いのが「スマホ白内障」です。
今回はこの、スマホ白内障の原因と症状や疲労を軽減する方法について詳しく解説します。
そもそも白内障とは?
スマホ白内障と言われても白内障そのものの症状がわからない。という方のためにまずは白内障について説明します。
白内障とは、目の水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気です。
水晶体とは、目の中でカメラのレンズのようなはたらきをする組織で、外からの光を集めてピントを合わせる働きがあります。
通常は透明な組織なのですが、白内障になると、白く濁ってしまうため、集めた光がうまく眼底に届かなくなり、さまざまな症状を引き置きします。
白内障の代表的な症状には、
- 視界が全体的にかすむ
- 光がまぶしくなる
- 暗明で見え方が変わる
- 視力低下
このような症状が現われます。
白内障の7割以上が年齢を重ねることで現れる老人性白内障です。
他にも代表的な白内障には、先天性や外傷性、アトピー、糖尿病など代謝性の病気、薬剤や放射線による白内障などがあります。
初期の段階ではこれといった症状はみられないのですが、進行するにつれて徐々に目がかすみはじめたり、目の前がぼやけて見えにくくなったり、ものが二重、三重に見えて光がまぶしくなってきます。
そのような場合一度MRフタワソニックをお試しください。
スマホ老眼は白内障などに繋がる?
若い方の多くの方が、1日にスマホを2~3時間以上使っているといった調査結果があります。
いくら若いからとはいっても、スマホを長時間使用し続けることは、目に負担がかかります。
目に負担をかけ続けると、目の毛様体筋が疲弊してしまい、老眼のように目のピントが合わなくなってしまいます。
はじめのうちは一時的な症状なので数分から数時間で症状は改善するのですが、しっかりとした予防や対策をせずそのまま目に負担を与え続けてしまうと老眼になってしまいます。
この老眼は、白内障の原因のひとつとされており、老眼になってしまったことから、白内障や緑内障などの目の疾患を発症してしまう方が居ます。
白内障は世界の主要失明原因の疾患で中途失明の 51%を占めており、2020年までには、世界で1億人が影響を受けると推定されている病気でもあります。
若いから大丈夫と軽く考えずに、普段から目に負担をかけるような行為はできるだけ避けるようにしましょう。
スマホ老眼を予防し白内障対策
スマホ老眼の危険性がわかってもどのように予防をすればよいのでしょうか?
目を休める
スマホ老眼を予防するには、目を休めることが大切です。
スマホやPC操作をしてはいけないということはありませんが、使用する時間を極力短くすることが大切です。
どうしても作業などで使わないといけないような場合は、定期的に休憩時間をとり、目を休めるようにすることが大切です。
たとえば、30分利用したら5分から10分は目を休めるなどの工夫をして利用するようにしましょう。
これだけでも十分にスマホ老眼を予防し、スマホ白内障の予防ができます。
目のトレーニングをする
目の水晶体の厚さを調整する毛様体筋を鍛えることで、目の老化を予防したり進行を遅らせたりすることができるので目のトレーニングは効果的です。
簡単なトレーニング方法としては、
- 遠くや近くを見る運動
- 開閉運動
- 眼球をまわす運動
このようなものが挙げられます。
遠くや近くを見る運動
- ペンなど細長いものを手に持ち、腕を伸ばして先端を5秒ほど眺める
- その後、遠くの景色を5秒ほど眺める
これを3セット行う運動です。
目のピントを合わせる毛様体筋を効率的に鍛えることができます。
開閉運動
- 目を少し強めに閉じて5秒キープ
- 目を見開きそのまま5秒キープ
この運動を3セット行います。
こちらも同じように目のピントを合わせる毛様体筋を鍛えることができます。
眼球をまわす運動
上→斜め左上→左→斜め左下→下→斜め右下→右→斜め右上、と目の前8箇所を順番に見る運動です。
これを3セット行います。
こちらも毛様体筋を鍛えるのにとても効果的です。
トレーニングをおこなうポイントは、顔を動かさずに目だけをグルッとまわす感覚でおこなうことです。
医療用機器で予防する
最も予防に効果がある方法は医療用の機器を使って目のさまざまな疾患を予防・対策することです。
さまざまな医療用機器はありますが、今回おすすめするのは、厚生労働省承認医療機器でもある「MRフタワソニック」です。
MRフタワソニックは、家庭用の超音波治療器で、今から50年以上も前に初期型が開発され、当時の厚生省(現:厚生労働省)が医療機器といて認可し、その後何度も改良を重ねて現在の最新型になった機器です。
眼科医と著名な工学博士の共同作業により誕生したこの機器は、超音波によるマイクロマッサージ効果により自然治癒力をうまく引き出し、眼の機能を回復させる機器で、加齢黄斑変性・緑内障・眼精疲労・老眼・近視・ドライアイ、そして白内障まで改善できる機器なのです。
MRフタワソニックの主な特徴は、疲弊した眼筋と毛様体筋をほぐしながら毎秒2万4千回の微弱な超音波でさまざまな症状を緩和・治療させることにあります。
スマホ老眼で白内障を予防するのにも効果的で、スマホ白内障になってしまった方の症状改善にも役立つ機器と言えます。
スマホ白内障の検査
スマホ白内障になってしまった場合、眼科での検査はどのように行われるのでしょうか。
眼科での検査は主に、白内障による眼の異常や状態を把握して、他の病気を発症していないかを調べる精密検査を行います。
基本的な視力検査からはじまり、屈折検査、眼圧検査を行い、場合によっては以下の検査も行います。
- 「血圧検査」
- 網膜の状態を調べる「眼底検査」
- 水晶体の濁りの状態などを調べる「細隙灯顕微鏡検査」
- 角膜の内皮細胞の状態を調べる「角膜内皮細胞検査」
- 眼球の内側の状態を調べる「散瞳検査」
などを行います。
どの検査も痛みを伴う検査ではないので心配はありません。
また、眼軸長検査手術が必要な場合は、前もって眼の中に挿入する眼内レンズを選ぶ検査もおこないます。
眼軸長検査は角膜の屈折力と眼の長さを超音波や光干渉で計測する検査で、この検査で眼内レンズの度数を決める検査です。
眼内レンズには水晶体のように厚みを変えて、見るものにピントを合わせる機能はないので、どの位の距離に焦点を合わせて眼内レンズを入れるかにより、術後の見え方が変わってくるのです。
手術前の視力や左右のバランス、仕事、本人の希望などによりレンズの度数を選ぶのが一般的です。
スマホ白内障の治療方法
検査を行ったあと、スマホ白内障を治療する場合、どのような治療方法があるのでしょうか。
点眼薬による治療
白内障と診断されてもすぐに手術を行うことができない方もいます。
また、普段の生活に支障がなければすぐに手術を行う必要もありません。
そのような方の治療には、白内障の進行を遅らせる点眼薬での治療が進められます。
ただし、この点眼薬で水晶体の濁りを無くすような効果はないのであくまでも進行を遅らせる治療です。
手術による治療
白内障の手術は、局所麻酔で顕微鏡を使っておこう、超音波水晶体乳化吸引術と眼内レンズ挿入術をあわせた手術が一般的です。
超音波で白く濁った核や皮質部分を乳化させて吸引し、その代わりに眼内レンズを水晶体嚢の中へ眼内レンズを挿入する手術です。
医療用機器で治療する
上でも触れたので詳しくは書きませんが、MRフタワソニックを使った治療方法も効果的です。
手術のように目にメスを入れる必要がなく、自宅で空いている時間に治療を行うことができるので忙しく時間がない方にもおすすめです。
超音波によるマイクロマッサージ効果で、自然治癒力を上手に引き出し、眼の機能を回復させる機器なので、白内障だけでなく、加齢黄斑変性・緑内障・眼精疲労・老眼・近視・ドライアイといった目の疾患の予防や治療に役立ちます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、スマホ白内障の原因と症状や疲労を軽減する方法について詳しく解説してきました。
現代人に多い「スマホ老眼」は、その症状よりも怖い「スマホ白内障」を発症させてしまうリスクがあります。
普段からしっかりと予防や対策をしてスマホ白内障にならないようにして下さい。