マイクロ波白内障とは？その病状を解説
2023.01.03
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マイクロ波白内障は、白内障の原因の１つでマイクロ波を眼の水晶体に浴びることで引き起こされる白内障です。
マイクロ波の明確な定義はありませんが，周波数300メガヘルツから30万メガヘルツまでの電磁波を表す言葉として用いられています。
今回はこの、マイクロ波白内障についてと、その症状、原因、治療方法について詳しく解説します。
マイクロ波白内障とは？
マイクロ波は，通信，医療，木材等諸種の乾燥・殺菌，調理用など、幅広いもので使われています。
出力が1キロワットを超えるレーダーのような場合は，アンテナから200~300メートル離れていても熱作用があり，低い出力でも人体への影響があると言われています。
マイクロ波の生物学的作用では，生体に電磁波として吸収されたエネルギーが熱に変換することで発生します。
人体の体表面は体深部より知覚神経が豊富に分布されているので、マイクロ波が主として体表面に吸収され、気づいたときには障害として残るケースがあります。
この障害の1つにマイクロ波白内障があります。
マイクロ波白内障になる原因
マイクロ波白内障とは、その名前の通り、マイクロ波が眼球に当たり水晶体の温度が上がることで発症する病気です。
主に木材やプラスチックなどの加工業、通信業、医療機器を取り扱う場合に発症しやすいのが特徴で、業務上の疾患に該当します。
マイクロ波白内障になる原因は、身近にも存在し、近所の電波塔や家庭の電子レンジ、パソコン、携帯電話などマイクロ波を発する物体や機器を頻繁に利用する場合や一度に長時間接するとマイクロ波白内障になりやすいと言われています。
マイクロ波白内障の治療方法
マイクロ波白内障の疑いがある場合は、すぐに治療をせずに、複数の検査を行って総合的に病状を判断していきます。
まずは視力検査をして現在の視力を測定し、その次に眼底検査を行い眼底出血や網膜剥離などがないかを検査します。
これらの検査が完了したら、直像眼底検査や倒像眼底検査などを行い眼球の状態を確認し、専門の機器で眼圧検査や細隅灯顕微鏡検査などを行い、合わせて視野検査なども行います。
その結果、マイクロ波白内障と診断された場合は、治療に移ります。
マイクロ波白内障の治療法は、進行を遅らせる薬物の服用からはじまります。
症状が悪化してくると、目の中の濁った水晶体を直す手術が行われます。マイクロ波白内障を取り除くと、前のものが見にくくなるので、水晶体における屈折度数に合ったレンズを投入します。このレンズの挿入に関しては、通常の白内障の手術と同じです。
眼の中に眼科の独自の眼内のレンズを入れ込む治療が行われ、治療の完了となります。
白内障の手術をしないために
白内障の大半は加齢による老人性白内障が占めます。老化現象として水晶体が白く濁っていくことが、主な原因になります。
今回のテーマであるマイクロ波白内障予防には、パソコン、携帯電話などマイクロ波を発する物体や機器を頻繁に利用しない、長時間利用しないことが予防法になります。
また、一般的な白内障予防には、サングラスやUVカット眼鏡、日傘や帽子を着用して紫外線ダメージを防ぐのが大切です。
食生活では、体内で酸化ストレスや糖化ストレスが蓄積していくと、糖尿病などの疾病と同様、白内障の原因に繋がるので、糖化を促すAGEを多く含む食品を控え、抗酸化効果の高いビタミンを含む果物や野菜を意識的に摂取するようにして下さい。
また、日頃から手軽に簡単に目のケアをしたい方は、自己治癒力や免疫力を高め元気な目をつくる眼科用の超音波治療器「MRフタワソニック」もおすすめです。
MRフタワソニックは、1日1回10分瞳にあてるだけで白内障の予防ができます。
また、MRフタワソニックは、50年の歴史と信頼、50万台以上の販売実績、厚生労働省認可の医療機器なので、安心して日頃の白内障予防用品として用いることができます。
まとめ
今回は、マイクロ波白内障の病状や治療法について紹介しました。
この記事をまとめると、
- マイクロ波は，通信，医療，木材等諸種の乾燥・殺菌，調理用など、幅広く用いられている
- マイクロ波白内障の疑いがある場合は、すぐに治療をせずに、複数の検査を行って総合的に病状を判断
- マイクロ波白内障は水晶体における屈折度数に合ったレンズを投入して治療をおこなう
- マイクロ波白内障予防には、パソコン、携帯電話などマイクロ波を発する物体や機器を頻繁に利用しない、長時間利用しない
以上となります。
白内障は80代以上の方は、ほぼ100%の方が発症する病気ですが、若いうちから発症してしまうケースも珍しくないので、日頃から目をしっかりとケアして、白内障にならないようにしてください。
