白内障に進行抑制薬はある?

2022.07.23

白内障に進行抑制薬はある?

白内障の進行を遅らせる抑制薬はあるのでしょうか。

白内障では目の中の水晶体が濁ることにより、視力は低下します。水晶体の濁り方はひとりひとり違うため、症状は様々です。主な症状としては、目がかすむ、視界が暗くなる、ぼやけて見えにくいなどがあり、80代以上の方は、ほぼ100%白内障になる加齢性の病気でもあります。

そんな白内障の進行を遅らせることができる抑制薬があれば使ってみたいですよね。

この記事では、白内障に進行抑制薬はあるのかについて詳しく解説します。

白内障に進行抑制薬はある?

結論からお伝えすると、白内障の進行を抑える抑制薬はあります。

白内障で低下した視力を元に戻す薬はありませんが、予防効果を持っている厚生労働省に認可された、医師による処方が受けられる薬があります。

その進行抑制薬で代表的なのが、ピレノキシンまたはグルタチオンという点眼薬です。

ピレノキシン点眼液は、2004年にポーランドと金沢医科大学との共同研究で「程度の軽い皮質型の白内障に使用した場合に、白内障の進行を遅らせる効果があった」と報告されている点眼薬で、混濁面積20%以下という初期の皮質白内障を持つ59歳以下の群に対しピレノキシン点眼治療を行った時、投与後18ヶ月目に白内障進行の抑制効果がみられたという研究結果があります

ただし、核白内障、後嚢下白内障、混濁面積が20%よりも大きい皮質白内障、60歳以上の白内障群では進行抑制効果が確認できなかったという報告もあります。

ピレノキシン

ピレノキシンは、カタリンR、カリーユニRとも呼ばれる点眼薬です。

白内障を起こすとされているキノイド物質が水溶性タンパクと結合しないよう、競合的に阻害することで進行防止の効果が期待できます。

グルタチオン

グルタチオンは、タチオンRとも呼ばれる点眼薬です。

抗酸化作用を持つ点眼薬で、タンパク質の酸化を防ぐことで、白内障の症状進行抑制効果が期待できます。

白内障の進行を抑制する方法

白内障の原因は、主に、加齢によるものと、ケガ・遺伝・病気があります。

すべて気をつけていても自分では防ぎようがないのですが、いったん白内障を発症したら、少しでも進行が遅くなるように日常生活に注意するのが大切です。

白内障の進行を抑制する方法としては、

  • 糖尿病などの生活習慣病に気を付ける
  • 強い赤外線や紫外線を避ける

この2つがとても重要です。

糖尿病になると若い方でも、白内障が進行しやすくなるため、普段から食生活と運動に留意して生活習慣病の予防に気をつける必要があります。また、サングラスなどを用いて強い赤外線や紫外線を避けることも大切です。

ガラス職人や溶鉱炉で働く人のように、強い赤外線(熱線)を始終浴びている人は白内障になりやすいという研究結果もあります。

MRフタワソニックがおすすめ

白内障の原因は、日頃から気をつけていても、全てを対処することは非常に難しいです。

発症した後は、進行を遅らせるために、生活習慣を見直し、しっかりと対策していくことも重要。

そんな、白内障の抑制を効率よくしてくれるものに、「MRフタワソニック」があります。

MRフタワソニックは、厚生労働省認可の医療機器で、50年の歴史と信頼のある超音波治療器です。

この、自己治癒力や免疫力を高め元気な目をつくる眼科用の超音波治療器は、白内障の進行を遅らせることはもちろん、白内障や緑内障、ドライアイと言った、眼の病気を予防する効果も期待できます。

使い方は簡単。1日1回10分間、瞳にあてるだけ。

手術不要なので副作用もなく、合併症もないので、安心して白内障の予防や進行の抑制に用いることができます。

現在白内障になってしまい、少しでも進行を遅らせたいと考えている方は、自己治癒力や免疫力を高め元気な目をつくる眼科用の「超音波治療器MRフタワソニック」がおすすめです。

まとめ

今回は、白内障に進行抑制薬はあるのかについて詳しく解説しました。

この記事をまとめると、

  • 白内障の進行を抑える抑制薬は存在する
  • 代表的なのは、ピレノキシン、グルタチオンという点眼薬
  • 糖尿病などの生活習慣病に気を付ける
  • 強い赤外線や紫外線を避ける
  • 進行抑制には「MRフタワソニック」がおすすめ

以上となります。

一度白内障になってしまうと、完全に治すには手術しかありませんが、進行を抑制することで普通の日常生活は送れます。

現在、白内障でお悩みの方は、ぜひ、この記事を参考にして対策してみてくださいね。