緑内障に目薬は効く?点眼薬による効果を解説
2020.02.14
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緑内障という眼に関する病気をご存知でしょうか。
失明リスクもあるほどに恐ろしい病気で知られています。
そんな緑内障を治療するべくなにか対策をおこなうと考えたときに、眼の病気というだけに目薬などの点眼薬を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、ただ目薬を点眼すれば大丈夫ということはありません。
本記事では、そんな緑内障に目薬は効果があるのかを解説していきます。
緑内障に目薬は効果がある?
緑内障は、目薬を利用することで症状緩和の効果を期待することができます。
しかし、その際に使用される点眼薬というのはあくまで緑内障専用の目薬です。
目のかすみや疲れ、充血などに効果が期待できるいわゆるドラッグストアなどで販売されている一般的な目薬では緑内障の改善は困難なので勘違いしてはいけません。
緑内障に用いられる目薬
上記でも説明したように緑内障には専用の点眼薬が存在します。
一般的に市販で販売されている目薬と決定的に異なるのは、緑内障に効果的な眼圧を下げる効果を期待できるという点です。
緑内障は、目に入ってきた情報を伝達する役割を担う視神経に障害が生じて、視野が狭くなっていく病気ですが、一度でも障害を受けた視神経を元通りにすることはできません。
ですがそれ以上に症状が進行しないためにも早期的な改善が必要となるので、その際に視神経のダメージを抑えるために大切なのが点眼薬による眼圧の下降です。
具体的に、眼圧を下げる効果を期待できる点眼薬というのは房水の産生を抑える効果を含むものなどを指します。
目薬に副作用はある?
緑内障のように一歩間違えば失明の恐れもある危険な病気に対して有効な目薬ですが、一方で副作用も存在することは薬の性とも言えるでしょう。
緑内障における目薬の副作用とは具体的には、目の充血や角膜の表面が荒れるなどが挙げられます。
それ以外にも目の周りが黒ずんだり、睫毛が濃くなるといった副作用もあらわれることもありますが、この副作用においては点眼後に洗顔したり、清潔な濡れタオルできれいに拭くなどのセルフケアをおこなえば予防することができます。
いずれにしても副作用が発症するほどの過度な利用方法でも緑内障への効果が倍増するわけではないので注意しましょう。
緑内障は目薬で予防できるか
緑内障ではないけれど検査結果によっては緑内障の疑いがあって、眼圧を下げる目薬を処方されることもあるでしょう。
では、実際に緑内障だと断定されていない状態でも予防効果があるのかですが、当然それは改善を期待することができますので是非使用してください。
逆に緑内障だと診断されているにも関わらず、長期的な点眼が煩わしくなって緑内障の治療中における予防を怠ってしまう方も一定数いらっしゃいます。
しかし、緑内障は放置すればするほど状態は悪化していく病気ですので、その病状の進行を抑えるために点眼薬が必要となります。
もし予防を怠っていると心当たりある方は、是非ともいまからでもいいので点眼薬による予防だけは絶対におこなってください。
まとめ
■緑内障に対して目薬は効果的。
■緑内障用の目薬には眼圧を下げる効果がある。
■緑内障用の目薬にも副作用はある。
■緑内障の予防に対しても目薬は効果あり。
いかがだったでしょう? 今回は緑内障に対する目薬の効果の有無やその効能について紹介してきました。
記事中でも紹介しているように目薬を点眼することで緑内障を発症しているときでも効果はありますし、緑内障予備軍の段階でも効果は期待できるので絶対に服薬しましょう。
また、苛立ちや焦りから緑内障の症状に対して副作用を負うほどの服薬をしても効果がアップするわけではないです。
大事なのは早い段階から目薬を適切な使用方法で使うことです。