光視症とは?その症状、原因や治療方法を解説
2020.06.10
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光視症と呼ばれる眼病をご存知ですか?
名前の通り陽の光や部屋の明かりなども関係するような病気です。
場合によっては手術するケースも考えられるので安易に放置できるモノでもありません。
今回は、そんな光視症を症状・原因・検査方法・治療方法など交えつつ紹介していきます。
光視症とは?
光視症とは、眼に直接光が当たっていない状態でありながら、一瞬キラキラ・チカチカとした光が視野の一部を横切る症状を指しています。
視界に黒いモヤがかかっているように見える状態の飛蚊症と対になる眼病と言っていいでしょう。
また光視症は、飛蚊症と併発する可能性がある病気でもあります。
光視症の症状
先にも紹介したように光視症は、キラキラやチカチカなど閃光が視界に一瞬走ったように見える状態を指しています。
より詳しく言うならば、光が当たっていないにも関わらず視界の中心や端に光が飛んでいるように見えてしまう状態です。
あるはずない光が目の前を横切るので暗がりでの環境下だと顕著にその症状を自覚するでしょう。
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光視症になる原因
光視症を発症する原因は、主に年齢的変化と共に網膜と硝子体の隙間に生じる後部硝子体剥離と併発して起こることが多いです。
網膜と硝子体の間で強い癒着があることですぐにその部位が剥離することはありません。
一方でその部位が剥がれるとなった場合には網膜が引っ張られるのでその衝撃で光視症が発症します。
それ以外にも、網膜剥離・網膜裂孔・眼底出血・ぶどう膜炎など重病の初期症状として発症するリスクがあります。
光視症の検査の方法
瞳孔を広げる際に使用する散瞳剤を点眼した上で眼底検査をおこないます。
眼底検査では、検眼鏡や眼底カメラなどを使って網膜の隅々まで精密に検査します。
それに加えて、基本的な視力検査も併用していきます。
光視症の治療方法
視力検査や眼底検査を通じて、加齢を伴う光視症という診断結果の場合には定期的な眼底検査にて経過観察をおこないます。
もし網膜剥離・網膜裂孔などから併発して発症した光視症という場合には、レーザー治療をはじめとした各種手術が必要です。
光視症の治療後
治療後は、加齢を伴う要因もしくは網膜剥離など重病との併発であっても定期的な眼底検査により経過観察をおこない再発防止に努めます。
まとめ
いかがだったでしょうか? 飛蚊症とも深い繋がりを持つ光視症と呼ばれる眼病。
失明リスクもはらむ網膜剥離などの初期症状として発症する眼病というだけあって、捨て置けない病気と言えます。
それこそ網膜剥離や網膜裂孔などの重病からの併発の場合には、手術対応が可能なので早期的な治療を試みましょう。