水晶体再建術とはどのような手術?

2020.10.16

目の手術

みなさんは、水晶体再建術という眼病における手術法をご存知ですか?

主に特定の眼病に対して用いられている手術法ですが一体どのようなものか。

今回は、そんな水晶体再建術について掲載しているので参考にしてみてください。

水晶体再建術とは?

目の手術
水晶体再建術とは、難病として知られる白内障の手術のことを指しています。

白内障での手術では、濁った水晶体を一度取り除き代わりに人工の水晶体を挿入していく術名通りの手術内容です。

最終的にはレンズを入れ替えることで視力が復調し、モノが見える状態になります。

水晶体再建術はどんな眼病に有効?

水晶体再建術はどんな眼病にも使用できる術式というわけではありません。

水晶体再建術=白内障手術と考えてもらえばいいので白内障以外で基本的に使用する術式ではないです。

水晶体再建術に掛かる日数

水晶体再建術には、入院による通常の白内障手術と日帰りによる白内障の手術があります。

いずれも手術そのもの自体に違いはありませんので安全性を考慮した上で最適な方法すれば大丈夫です。

例えば、身体が不自由な方やご高齢の方など周囲の人の手助けが必要と感じる場合には入院による白内障手術。

身体が元気で体力には自信がある方であれば日帰り白内障手術を選択してもらえばいいでしょう。

入院による手術の場合は1~2日程度の日数を必要とします。

水晶体再建術は保険適用内?適用外?

保険証
従来であれば水晶体再建術の手術は全額自己負担だったため手術するのも決して容易ではありませんでした。

しかし、2020年4月より「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」が厚生労働省の定める選定療養の対象となったため手術費用の一部が保険適用となりました。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、水晶体再建術について紹介してきました。

冒頭でも説明したように水晶体再建術は白内障手術のことでしたね。

白内障は難病ですが日帰り手術も対応している点はありがたいですね。

一部、保険適用していることで費用も以前よりは抑えられそうです。